2014.06.10 なぜ僕は「炎上」を恐れないのか | イケダハヤト [書評] 書評 イケダハヤトさんの著書、なぜ僕は「炎上」を恐れないのかを読みました。 炎上は怖いもの。炎上は悪いことという見方でしたが、少し違った視点が得られる内容の本でした。 イケダハヤトとは? イケダハヤトさんは、ブログ「まだ東京で消耗してるの?」主宰、ブログや書籍の執筆で生計を立てている方。 よく炎上ブロガーと呼ばれ、批判や仮説を独自の考えを持って発信し、注目を集めて…時に炎上を巻き起こしています。 炎上というと、過激な発言や行動によって、非難が集中する…というイメージだったのですが。 このなぜ僕は「炎上」を恐れないのかを読んで、いままでとは違った炎上に対する見方を持つことができました。 良い「炎上」、悪い「炎上」 この本の中で紹介されている炎上には、良い「炎上」と悪い「炎上」の2種類があります。 まず良い炎上として、世の中に対する新しい考え方が、いま現在では受け入れられない場合に起こるもの。 これは、正論ではあるものの、現実はそんなにうまくいかないなどの批判により燃え広がるものになります。 悪い炎上は、どこかの誰かの”非常識な行動”によって起こるものです。例えば、職場の冷蔵庫に入った写真をSNSに投稿する…などです。 イケダハヤトさんがよく炎上するのは、前者によるものになります。 記事を書いているご本人自身が、こうなって欲しい!と願うことを、ブログに乗せて発信した結果、いまの社会では受け入れられず炎上へと繋がっているのだといいます。 一方、悪い炎上については、ある個人の非常識な行動によって、その人が集中非難されることを良しとは考えておらず、非常識なことが起こる世の中を改善しなければならないと書かれており、非常識な投稿が「なぜ起こるのか」「どうやって改善すれば良いか」の材料として活用すべきなのだという意見も挙げられています。なるほど。 全体を通して ザックリとですが、上記で書いた内容が、イケダハヤトさんがよく炎上する原因でした。 上記内容の他に、本の中ではイケダハヤトさん自身の情報が沢山書かれています。 子どもの頃のことや、就職、ブログについてなどなど。 そこで感じたことは、イケダハヤトさんはとても頭のいい人だということ。 天才という意味では無く、状況をよく理解し、何がどのように作用して、どんな効果を生み出すのかを常に考えられている印象でした。 そのために多大な時間を費やし、ブログを成長させ、自分なりのメッセージをブログに乗せて発信している…これって簡単なことでは無いですよね。 最後に。なぜ僕は「炎上」を恐れないのかを読んでまとめたマインドマップを掲載。 なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書) posted with ヨメレバ イケダハヤト 光文社 2014-02-18 Amazon Kindle 楽天ブックス