2014.03.25 一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方 | 奥村幸治 読書記録 書評 習慣というフレーズに惹かれ、一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方という本を読んだので、読書記録です。 イチローやマー君を側で見て感じた「習慣」 著者の奥村幸治さんは、以前はオリックスのバッティングピッチャーをやられていて、現在は宝塚ボーイズという少年野球チームの監督をやられている方でした。 バッティングピッチャーというのは、選手がバッティングの練習をする際にボールを投げる役割りをする人だそうです。 イチローの専属となり、バッティングピッチャーとしてだけではなく、良きパートナーだったようです。 マー君(田中将大選手)については、少年野球チームの監督をやられている中、過去にチームに所属していたのがマー君だったそうで、若い頃からの成長を支えられたのですね。 イチロー選手は以前からですが、マー君も今年からメジャーでの活躍が期待される選手で、200本安打や30連勝という大きな記録を打ち出した選手を身近で感じて、どのように思ったのかがこの本にまとめられています。 本の内容について この本では、野球をテーマに習慣について書かれています。 練習をする時はどんな考え方や目線、行動を行うべきか。 試合の時は…? 練習以外の時は…? 有名選手の例はもちろん、奥村さん自身が監督を務める、宝塚ボーイズの選手たちにもどのように教え、どのように考えさせるかということに重きを置かれているようです。 選手一人一人が、「練習や試合を通じてなにを得たいのか」を意識付け…つまり、そういった意識の習慣化が大事なのだと、この本では書かれていました。 ちょっと読みづらい可能性も ちょっと個人的な感想になってしまうのですが、本の内容は終始野球の話で、野球をやることはおろか… 普段から野球を見ることも無いぼくには、ちょっと読みづらく感じてしまいました。 本の内容としては、全体的に野球に限らず活用できる内容ではありましたが、野球に関することに引っかかりを感じながらだったので、読むのに時間がかかってしまいました。 普段野球をやられる方は、この本の内容をそのまま活用することで、十二分に効果を発揮することができることでしょう。 正直をいうと、「習慣」というタイトルに期待していた内容とは、若干異なる内容だったのですが、意識(メンタル)も習慣なんだということに気付けたのが、この本を読んだ一番の収獲でした:) 一流の習慣術 イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方 (ソフトバンク新書) posted with ヨメレバ 奥村 幸治 ソフトバンククリエイティブ 2010-07-21 Amazon Kindle 楽天ブックス