2014.05.05 新版 家を買いたくなったら | 長谷川 高 [書評] 書評 住宅購入関連の記事は久しぶりになりますが、本を読んだり、ネットで検索したり… 調べているだけでも結構面白いです。 今回は新版 家を買いたくなったらという本を読んだので、書評として残しておこうと思います。 「家を買うこと」に特化した内容の本ではありません この本は、タイトルの通り家を買いたくなったら読む本で、家を買うにあたって読む本ではありません。 どういうことかと言いますと…まず第1章の内容が「買うこと」を決めるその前にというタイトルで、その内容は… 家を買うっていうことはこういうことですよ! 焦って買う前にちょっと立ち止まって、改めて購入するのか考えてみてください! …と、大雑把にいうとそんな感じの内容です。 とはいえ、家を買うことを否定した内容という訳ではなく、「家を買うとこんないいことがあります」や「家を買うならこんなリスクもあります」といった風に、プラスの面だけでなく、マイナスの面も示してくれる内容になっていました。 これは例えば見学に行った際に、営業さんからマイナス面の説明を受けることはまず無いので、非常に参考になる内容なのではないでしょうか。 家を買うとなったら参考になる情報が盛り沢山 第2章以降では、家を買うと決めた場合に、知っておきたいことや見るべきポイント、一戸建てとマンション、新築と中古の違いや注意点などなど、住宅選びのノウハウが、たっぷりとまとめられています。 見学の際はどんなことを確認するのか? 金額の面で注意したいこと。 周辺環境の調査。 など、調べておきたいことは盛り沢山です。 多くの人は住宅購入を考える際に、しっかりと調べ、十分に検討した上で購入をされるかと思いますが… 住宅購入自体、何度も行うことでは無く、知らないことだらけで、面倒くさいということもあると思います。 だからと言って、面倒がってあまり調べずになんとなく気に入った物件を購入して良いほど、金額的にも簡単な買い物では無いと思っています。 面倒がってすぐに決めてしまうと、なかなか買い替えなど変更がきかない買い物なので、しっかりと納得がいくまで時間をかけてでも、良い物件と巡り会いたいですよね。 この本の著者、長谷川 高さんもそういった内容を、本の内容全体を通して伝えてくれていました:) 新版 家を買いたくなったら posted with ヨメレバ 長谷川高 WAVE出版 2011-02-17 Amazon 楽天ブックス