2013.08.14 夢をかなえるゾウ | 水野敬也 書評 本を読み始めると他のことに手がつかない、時間管理能力がイマイチ。とろあ( @tohroa )です。 しばらく本を読むのを抑えていたのですが、最近特に面白い!と思った本がありましたのでご紹介。 といっても、あとから知ったのですが結構前に発売された本だったのようで…タイトルは「夢をかなえるゾウ」。ドラマ化やゲーム化までされているそうです。 「夢をかなえるゾウ2」が最近(2012年12月)に発売されていたので、勝手に新しい本だと勘違いしていました。 夢をかなえるために課題をこなす! この本は、突然主人公の部屋に現れたインドの神様「ガネーシャ」の言葉に従い、夢を叶えるために必要な課題をこなして行く内容になっています。 ガネーシャは本の中の主人公に対して”課題”を出していきますが、課題は全て読者自身も実行可能なものとなっており、毎日一つづつでも課題をこなしていくことが可能です。 課題は「靴を磨く」や「募金をする」など簡単なものが多いですが、「これが夢の実現につながるの?」と思ってしまうようなものもあるかも知れません。 夢を叶えるために、日々の小さなことから気を配り、気持ちを高めていくことが大事なのだと感じることが出来るようになれば、間違いなく夢に近づけると思います。 物語としても、ノウハウ本としても、読める本 「夢をかなえるゾウ」は、上でも書いたように主人公とガネーシャの会話が主な内容となっており、物語を読み進めていくように構成されていて、非常に読み易く感じられました。 夢の実現に向けた”ノウハウ本”として読みたい場合、会話の部分はさらっと読んでしまってもいいかも知れませんが、時々ガネーシャがいい教えを示してくれるので、読みいってしまうこともあるのではないでしょうか。僕はそうでした。 本の最後には参考文献が多数掲載されており、著者の水野敬也さん自身が多くの本から学んだことがこの本にまとめられているのだと感じられます。 多くの成功者たちの成功の秘訣を、この本一冊で要約して学ぶことができ、課題を通して実行まで移すことが出来るので、読んで損はない本として僕もオススメ致します。