2015.07.13 見違える資料が作れるようになる!!伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール | 高橋佑磨・片山なつ 書評 どうも!とろあ( @tohroa )です。 学校や会社で作るプレゼン資料。 見栄えを良くしようと、いろいろと試行錯誤をしてみても、なかなか上手くいかないものですよね… センスの問題なのかと思っていましたが、少し違ったようです。 見た目の良いプレゼン資料は、見た目を良くするルールが守れていなかったのです! 今回は良い資料作りについて書かれた「伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール」という本についてご紹介します。 レイアウトのルール。資料作りで大切なこと 今回ご紹介する「伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール」は、資料作りの際のレイアウトに関する内容がたくさん詰まった本です。 ぼくがこの本を読んでいる時に、ちょうどとても分かりやすくこの本の効果を感じられる出来事があったのですが… ちょうど会社で資料作りを行う必要があり、なんども使い回されている資料の中身を、自分の担当している案件のものに書き換えればいいだけの作業でした。 その使い回されている資料が、この本に書かれているルールに全く沿っていなかったので、ただ本に書いてあることを一つ一つ反映してみたのです。 フォントを変え、色を変え、レイアウトを変え… 一つ適用するごとにみるみる資料が見やすくなっていくのが感じられたのです! この時ぼくは、この本のすごさを感じました。 ただ書いてあるルールを適用していくだけ。 正直デザインに自信のないぼくでも、とても見た目のよい資料を作ることができたのです。 見た目が良いことは、ただ綺麗なだけじゃない 見た目が良い資料というのは、ただ綺麗なだけではありません。 資料を作った人が見て欲しいことが、キチンと見た人に伝わることが重要です。 伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルールに書いてあるルールは、この点を重視しており、上で書いた資料を作っている時にも、そういった意味で「資料がみるみる見やすくなっていく」のが感じられました。 後日談。残念なルール 最後に、実は実際にぼくが作った資料は、最後に残念な結果になってしまいました。 上司に確認を依頼したところ、なんでも上位者にまで渡る資料だからいつもとフォーマットが違うのは違和感があるということで… 「ここは目立たせた方がいいから」と不自然に大きな文字サイズ、フォントに変えられてしまい、見た目はもとに逆戻り。 非常にガッカリしてしまう結果に。 学校や会社で、決まったフォーマットなどがある場合、頑張って手を加えても、このようなことになることがあるかも?ってことで教訓にしようと思います。 とはいえ、「伝わるデザインの基本 良い資料作りの際のレイアウトのルール」は、資料作りの際は是非手元に置いて置きたい一冊ということは間違いありませんでしたよ!! 伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール posted with ヨメレバ 高橋 佑磨,片山 なつ 技術評論社 2014-07-03 Amazon Kindle 楽天ブックス