2014.09.29 未来の働き方を考えよう | ちきりん [書評] 書評 今のままの仕事を続けていて良いのか…時々考えています。とろあ( @tohroa )です。 考える…といっても、ぼんやり、なんとなくだったのですが、ちきりん( @InsideCHIKIRIN )さんの「未来の働き方を考えよう」という本を読んで、具体的に考えることが出来たので、まとめてみました。 大企業に在籍していることに対する考え方 ぼくは現在、それなりの規模の企業に勤めており、給料や福利厚生は十分に整った環境に置かれていると思っています。 余程のことがない限り突然会社が潰れるということは考えにくいと思っていますが… 昨今、大企業も突然倒産したり、大規模なリストラが実施されています。 もはや他人事と目を反らせる時代ではありません。 そうして考えた時、大企業にいることに対する「なにかもやもやした感覚」があったのですが、この本を読んでその原因がハッキリしました。 それは大企業は多くの従業員を支えなければならないというリスク。 お金の流れを感じ辛いリスクなどでした。 正直、ぼくは今の会社に入って、お金の管理はほとんどしたことがありません。 せいぜい、今月の残業代は? 今年はいくら給料が増えただろうか? くらいのことしか、気にしたことがありません。 本の中で「赤字部門で働いていても、毎月決まった給料が振り込まれることについて」という一文がありました。 これは、ぼく自身ギクッとする内容です。 自分の働きによってどんな儲けがもたらされているのか? また逆に、自分の仕事のどの部分にコストがかかっているのか。 そんなことを意識したことが、ほとんど無かったのです。 将来、いまの会社を出て行くことになり、他の会社で働くようになった時、お金のことだけでは無く、一つの会社の文化しか知らないことは、不安に感じずにはいられません。 この本を読んで挑戦したくなったこと 未来の働き方を考えようを読んで、ぼくが挑戦しようと決めたことがあります。 それは「会社を辞めよう」ということ。 以前にも今の会社を辞めたいと思って、転職活動的をしていたことがあります。 その時行動した主な要因は、“逃げ”だったように思います。 ただ単に仕事が嫌だから…という理由でしたが、今回は逃げの考えだけではありません。 本のタイトルの通り、未来の働き方を意識した時に、「ぼくはずっと今の会社で働きたいか?」と問いかけた結果…。 それ以外にも、家族との時間、住む場所、やりたいことを踏まえて考え出した結論です。 もちろん辞めるといっても、今すぐにという訳にはいかないので、毎日この挑戦を意識した準備を進めていきたいと思っています。 ぼくももうすぐ30歳。 まだ働き始めて10年ほどなのですが、新たな経験を求めて、この挑戦を必ず実現したいところです。 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる posted with ヨメレバ ちきりん 文藝春秋 2013-06-12 Amazon Kindle 楽天ブックス