2015.01.24 20代のいま知っておくべきお金の常識50 | マルコ社 サンクチュアリ出版 [書評] 書評 どうも。とろあ( @tohroa )です。 つい先日20代ではなくなったのですが、タイトルの本「20代のいま知っておくべきお金の常識50」を読みました。 この本自体は2011年末に初版が発売されたようで、現在とは多少ズレてしまう内容もあるかも知れませんが、お金について知っておきたい・意識したい内容が分かり易くまとめられた本でした。 出来れば20代。早いうちに知っておきたいお金のこと タイトルに含まれる20代のいま知っておくべきというワード。 この本に含まれる内容。 分かっている人には「当たり前」と思えるようなことも多数ありますが、ことお金に関してはどうしても「うまい話」があり、それに引っかかる人はいなくならないようで… お金をキチンと管理出来るようになるために、読んでおくと良いなと思えるようなことが記されています。 お金の取り扱いに自信の無い人、特にオススメです。 様々な情報が錯綜する時代に、なにが本当に正解で、自分にとってプラスなのか… この本ではお金に関することに特化しますが、知っておくべきこと・気をつけるべきことが分かりやすく纏められていました。 もちろん、この本に書かれていることだけを正解とも思い込まず、いろんな視点から物事を考えて行動できる、柔軟な思考を持ちたいところです。 仕事、家庭、貯金、住宅購入から老後まで幅広い内容 20代のいま知っておくべきお金の常識50ではお金について、仕事に関すること、結婚や子育てといった家庭に関すること、貯金と資産運用、住宅購入・ローンと賃貸から老後に至るまで、様々な観点で書かれています。 参考に全6章のタイトルをあげてみましょう。 第1章 お金と就職 第2章 貯金の常識 第3章 お金と結婚 第4章 住まいとお金 第5章 お金の正しい使い方 第6章 老後とお金 20代の就職から結婚。 人生で大きな買い物である住宅購入。車の購入についてもちらっと出てきました。 そして、老後に向けてのお金の準備。保険に関する内容まで。 様々な内容が集約されているため、ひとつひとつ深く書ききれてはいないかも知れませんが、かといって浅い内容とも感じませんでした。 就職して働き始めると学生のころのお小遣いやアルバイト代と比べても、まとまった自由に使えるお金が入ってきます。 自由に使えると言っても、お金に関して管理しなければいけないことは増えるのも事実。 ぼく自身30代に突入した今、この本を読んで、もっと早い段階でお金に関する知識があれば、もっと有意義にお金を使ったり、もっと貯金出来てたんだろうなと思いました。 「もっと違った買い物(保険の契約なども含め)をしていれば、お金を無駄にせずにすんだな」 そんな後悔を全く無くすことは出来ないでしょうし、やってしまったから学習することもあると思います。 ただ、あらかじめ勉強しておいて、極力後悔を減らすことは出来ると思います。