2014.06.12 マインドマップ記憶術 | トニー・ブザン (訳: 近田美季子) [書評] 書評 マインドマップを学習中。とろあ( @tohroa )です。 これまで、マインドマップ超入門、マインドマップ読書術と読んできたトニー・ブザン氏の著書。 今回は3作目、本シリーズ最後となるマインドマップ記憶術を読みおえたので書評としてまとめたいと思います。 なるほど!右脳を使うのか!! トニー・ブザン式マインドマップでは、セントラルイメージに文字では無く「絵を描くこと」を勧めています。 ぼくは紙との相性が悪いと思っており、MindNode Proというアプリを使ってマインドマップを書いているため、中央には文字タイトルのみですが…。 マインドマップの中央にイメージを描くこと、また、マインドマップ自体が大きな絵を描くような方法です。 マインドマップ記憶術の中では「ノートを取る時もマインドマップを使う」ことを勧めています。 その理由がとても納得のいく内容だったのですが、従来のノートの取り方は文字や式、順序などの左脳的情報の整理となります。 マインドマップを用いると、様々な色の絵を含めてノートを取ることによって、右脳を使って記憶することができるのです! 単純に、脳のいままで使っていなかった部分を使うということは、記憶効率が上がるということが考えられますね。 右脳の力を実感する 右脳を使う、ということは分かって頂けたかも知れませんが、「理論上の話なんじゃないの?」と感じている方もいらっしゃるかも知れません。 マインドマップ記憶術の中では、イメージと記憶を結びつける、以下の方法が挙げられています。 リンク法 ナンバーシェイプシステム ナンバーライムシステム メモリー・ルーム いずれもイメージを使って、ものごとを記憶する方法です。 今回説明は割愛させて頂きますが、本の中ではそれぞれの方法を実践するページが用意されていました。 例えばリンク法では、意味のない10個の言葉を、ストーリーと共にイメージ化して記憶するのですが… まずリンク法を用いずに記憶した場合、ぼくは4個しか記憶出来ませんでした。 しかし、リンク法を用いた場合、10個全てハッキリと覚えることが出来たのです! そしてなんと!それだけではありませんでした… この記事はリンク法を試した翌日に書いているのですが、まだ10個全て覚えているのです!! この結果は、イメージと結びつけて記憶することの偉大さを感じずにはいられません。 右脳を使った記憶術、実生活に取り入れて行きたいですね:) マインドマップ記憶術 (トニー・ブザン天才養成講座) posted with ヨメレバ トニー・ブザン ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-12-20 Amazon 楽天ブックス